npxGとは? ペナルティを除いた期待得点を解説

よくある質問

npxGを簡単に言うと?
npxGは「ペナルティ抜きの期待得点」のことです。選手やチームの総xGから、ペナルティキックによるショットを差し引いた数字になります。ペナルティはどれも約0.76というほぼ一定のxGを持つため、そのまま含めて数えると表面的な数値が膨らみ、オープンプレーの能力についてはほとんど何も語ってくれません。npxGはその一定分を取り除き、生きた試合展開の中でどれだけの決定機クオリティが生まれたかという問いだけを残します。
そもそもなぜxGからペナルティを抜くのか?
ペナルティはほぼ一定の価値を持つセットプレーです。シーズンに5本のペナルティを蹴って4本決めたストライカーは、合計に約3得点と約3.8のペナルティxGを足したことになりますが、これはオープンプレーの質とは関係ありません。ペナルティを残したままだと、たまたまチームの指定キッカーになっている選手が、同じオープンプレー能力を持つがPKを蹴らない選手より良く見えてしまいます。ペナルティを抜けば、比較が正直になります。
npxGはプロバイダー間で同じ?
定義は同じです。主要な公開モデルはすべて、総xGからペナルティxGを引いてnpxGを出します。ペナルティ1本あたりのxG値は小数点以下3桁目で変動します(学習サンプルによって0.76、0.78、0.77など)が、これが話を変えることはほとんどありません。より大きく変わるのは、外したペナルティをどう扱うかで、カウントするプロバイダーもあればしないプロバイダーもあります。
Tactiqはnpxgを直接使っている?
npxGは、直近の試合におけるチームや選手の基礎的なパフォーマンスを評価する際に分析が読み取る複数のシグナルの1つです。生のxG、xG差分、創出系の指標、調子の指標と並んで、全体像の一部を構成します。npxGが残りの分析とどう組み合わさるかの具体的な仕組みはプロダクト内にとどめています。
常にxGよりnpxGを優先すべき?
オープンプレーの能力に焦点を当てたチーム同士・選手同士の比較では、たいていそうです。単一試合の読み解きや、ペナルティ成功もリアルなストーリーの一部となるシーズン合計(たとえばセットプレー効率を含めたチーム全体のフィニッシュ評価など)では、生のxGが適切な場合もあります。安全な習慣は、両方の列を使えるときはどちらもチェックすることです。
外したペナルティはどうなる?
選手がペナルティを蹴って外した場合、一部のxGプロバイダーは約0.76のxGをシーズン合計に残したままにします(シュートは発生し高クオリティだったから、という理屈)。一方でゼロにするプロバイダーもあります。これは、外す頻度が高い選手にとっては重要です。外しを含めると、xGと得点のギャップが悪く見えるからです。常連キッカーの累積xGを読むときは、外したPKが「xG未達」のストーリーを膨らませていないか確認してください。